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■サンパウロ(2005/6/16)

朝、サンパウロのグアルーリョス空港に到着する。ブラジルの入国審査はアメリカに比べて簡単だ。聞かれることもほとんどないし、そのままスーッと抜けていけばいいから。とりあえずの両替。お金はないと困る。ただ、言葉も凄く曖昧に頷いて流してしまっていた。やっぱり聞き取るのは凄く難しい。特空港からリベルダージに向かいながらリコンファームをしてないことに気がつく。まぁ、いらないのだけれどブラジルだから何があるのか分からない。トラブルにあったならば、その時はその時と諦めるのが一番だと思うが。

リベルダージの歩道リベルダージに向かうタクシーの中、街の様子をみていると、ブラジルの貧富の格差というのを少し感じる。それと同時に身が引き締まる思いがした。決して日本のようにブラジルは甘い国ではないと。まして一人旅。もしもの時に助けになるのは自分自身しかないと言い聞かせる。その分いろいろな事に注意深くなってしまう。初日のブラジルとはこの国との接し方のスタンスを見つけられなくって戸惑いの中にあった。旅なれてない人間はそういうものなのかもしれない。みょうにピリピリした雰囲気が取れたのは旅の終盤になってからだったので。

ホテルに到着した時に、運転手にチップを渡した。別に渡さなくていいのだけど、これは個人的な気持ちの問題。凄く喜んでもらえた時に、ブラジルに来たんだとそんな所で感じた。日本でおつり良いですっていっても、全く何も言わない運転手いますからねぇ。

リベルダージの中は明日回るとして、今日はサン・ベントを回って、サン・ジョアン通りを横断、行けるのだったらパウリスタ大通りまで…という予定にしていたが、なかなか予定通りなんていかない。カテドラル・メトロポリターナを出た時点で道に迷う…そもそもは地図の上が北になっていなかったのが原因だったのだが、それは先入観を持ってしまった僕が悪いと思う。もう一つ持っていた先入観が北は高くて南は低いというもの、これが余計に混乱させられてしまった。サンパウロの街が平坦ではないし交差しているというのもあると思いますが。長時間の移動と疲れからか頭がきちんと働いていない。

カテドラル・メトロポリターナ外観 ステンドグラス 柱を思わずパチリ

リベルダージを出て最初に見えるのはカテドラル・メトロポリターナ。本当に大きな建物で、内部のステンドグラスや装飾も素晴らしい。そして、教会と言う静けさ。この雰囲気が非常に気に入った。日常がどれだけ音にあふれているのか思い知らされる。静寂と瞑想が心にもたらす平穏…宗教がどれだけ人に力をあたえるのか、この建物と雰囲気がそれを強く伝えてくる。宗教意識が低い日常に住む人間からすると、ただただ圧倒される。

サンベント修道院 入り口の装飾をパチリ サン・ジョアン通り

サン・ベントまでメトロを使わずに歩く。途中にいくつか教会があるのでのぞいてみる。カテドラル・メトロポリターナほどの大きさはないが、それぞれに趣があって美しさや質素な部分があり特色がでていた。ブラジルの街を歩いていると、路上ではライブのDVDやPCソフトの海賊版が売られていたり、日本ではどこででも買えるような電卓みたいなものや、コード類が売られている。携帯電話すら路上で販売されていたぐらいだ。たしか、ブラジルで主流だったのは引き落としではなくってプリペイドだという話を聞いた記憶がある。

結構な距離を歩いてサン・ベントに到着。楽器屋が数軒並んでいるのを確認して、とりあえず次の目的地へ。根性でパウリスタ大通りまで行こうと思ったが、疲労と睡魔に襲われて断念…で、タクシーで午後7時にホテルに帰って爆睡…目が覚めたのが午前3時って…時差の力は恐るべし!とまざまざと感じた。


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