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■ブラジル関連の本 その1

「パンタナルの冒険」「パンタナルの冒険」
 アルナルド ニスキエル (著) 田所 清克、玉川 裕子(翻訳)
 1,575円 国際語学社

絵本と言う所がまず珍しいのではないでしょうか?CDまで付いているというのもこの手の本にしては珍しい点だと思います。パンタナールの美しい自然風景はここ数年テレビで取り上げられたりしてかなり注目されています。その美しい自然を扱っている絵本と言うことで、様々な面から注目すべき本だと思います。


「ドン・カズムーロ」「ドン・カズムーロ」
 マシャード・デ・アシス(著) 伊藤奈希砂、伊藤緑(訳) 2,940円 彩流社

親友と妻の密通というテーマを扱った重い話しではあるが、章割もあるのかもしれないが、割と楽に読み進められた。ブラジル最大の作家と言われるマシャード・デ・アシスの大作であるが、結末からは妻の不義があったのかどうかは分からない。ブラジルを代表する作家だけあって、高いクオリティを持っている。文学な好きな方にはお薦めの一冊である。


「カカオ」「カカオ」
  ジョルジェ・アマード(著) 田所清克(訳) 1,995円 彩流社

本人から直接翻訳の許可をいただいたと言うこともさることながら、ジョルジェ・アマードが亡くなった日に初稿が帰ってきたという逸話がまたすごいです(後の部分については僕自身証人ですし)。 ジョルジェ・アマードの初期作品(確かデビュー作)で、ブラジル北東部のカカオ園で働く人々の姿が、労働者の立場から描かれた秀作です。


「イラセマ ブラジル・セアラーの伝承」
 ジョゼー・デ・アレンカール(著) 田所清克(訳) 1,575円 彩流社

ブラジル人の起こりを象徴的に示しているといわれるブラジルでは有名な話です。 フォルタレーザの海岸には、このイラセマの像が建っています。 文章は原典に忠実に訳されているので、 現代文に慣れていると少し違和感を感じるかも知れませんが、日本語でこのように表現する事によって、インディオのメンタリティや素朴さが表現されているように感じます。


「砂糖園の子」
 ジョゼー・リンス・ド・レーゴ(著) 田所清克(訳) 1,890円 彩流社

ブラジル北東部の文学。少年の目を通してブラジル北東部の砂糖園の生活が描かれている。 ブラジル北東部は音楽にしても文学にしても独特なものを持ち、独自のコミュニティを形成しているために、ブラジルを見る上では大変興味深い地域となっている。 その地域の文化を知ることは、ブラジル理解を深める上で必要なことではないかと、この本を読みながらそう思った。



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